
社会不安障害とは、社会の場、例えば、人前で話をすることや食事をすることなどで、他人から注視されたり、批判にさらされることを気にして恐怖心をもつことをいいます。このような恐怖は過度なもので、けっして合理的ではないということを、本人もわかっていますが、そうした状況を避けてしまったり、強い不安を感じつつ耐え忍ぶことになります。
社会不安障害は二つのタイプがあります。1、一つか二つの状況で、不安を感じる場合(単一の社会不安障害)と、2、さまざまな社会の場において恐怖を感じたり、生活全般において他者との交流に不安を感じるような場合(全般性社会不安障害)です。
社会不安障害の治療
1、 単一の社会不安障害
例えば、人前でのスピーチなどの状況に恐怖が限られる場合は、その1,2時間前にβ遮断剤を服用すると効果があり、交感神経亢進の症状である動悸、発汗、震えなどの症状や不安、緊張を軽減させることができます。また、その直前に即効性のある精神安定剤を使用することも効果があります。
2、 全般性社会不安障害
全般型の社会恐怖には、セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)が有効です。
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