SSRIの副作用
SSRIは多量に服薬しても重大な副作用はほとんどなく安全性の高い薬物ですが、使用に当たってはいくつかの留意すべき点があります。
1.消化器系症状
服用早期に,一過性の吐き気が見られることがあります。このため、薬物に体がなじむまでの投与初期に制吐剤の併用をおこなう場合もあります。パロキセチンよりフルボキサミンで多い。
2.中枢神経系への影響
特にフルオキセチン(日本では未発売)では、治療初期に、不安感,焦燥感,不眠,神経過敏などが一過性に出現することがある。抗不安薬との併用で対処できます。
3.性機能障害
SSRIでは、性欲の低下、射精遅延,勃起障害などの性機能障害が起こる場合があります。パロキセチンで多くみられ、フルボキサミンではあまりみられないといわれています。
4. 退薬症候群
SSRIの長期服薬後に急に投薬を中止すると、退薬症候群が出現することがあります。主な症状は、嘔気、食欲低下、下痢、頭痛、睡眠障害です。長期服薬後は、漸減しながら中止する必要があります。
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