大阪府、JR高槻駅から徒歩2分のところにある心療内科・精神科のなかおクリニックのホームページです。当院は、うつ病、軽い双極性障害やパニック障害などの「こころの病気」はもとより、成人の注意欠陥・多動性障害(ADHD)の診断・治療にも力を入れています。
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仕事でのミスが多く、他の人にも迷惑をかけています。上司にもそのことでよく叱られています。そのために、人間関係もうまくいきません。本を読んで自分もADHDではないかと考えていますがいかかでしょうか?治療についてはどうでしょう?
確かに注意力に問題があるように思われます。大人のADHDは、決して特殊なものではなく約10%程度の人が該当すると言われています。しかし、注意力に問題があれば、本来の自分の力を発揮できないのも事実です。
注意力の問題はADHDの主な症状ですが、気分障害などの他の心の病気でも現れます。ですからADHD以外の他の心の病気の有無を確認する必要もあります。逆にADHDにうつ病などの他の心の病気が合併している場合もあります。
治療についてですが、主として3種類の薬がありますが、日本においては事実上、成人に使えるのはベタナミンという薬だけです。海外では、コンサータやストラテラという薬が主として使用されていますが、日本ではこれらの薬は18歳以上の方に対する適応は今のところ認められていません。
日本の医療は、諸外国と比べるとどうも周回遅れのようですね。

服薬に心理的な抵抗があることは、よくわかりますし、多くの方がそうだとも思います。
しかしうつ病の治療の基本は、服薬と休養です。薬は、疲れている脳を保護し正常に機能するようにささえてくれるような働きをします。けがをしたときにガーゼや包帯で保護したり、抗生物質で化膿しないようにして傷の回復を待つのと同じようなことなのです。うつ病の薬が、人格を変えたりするようなことはもちろんありませんし、依存性もありません。
服薬に対する正しい知識をもつことが大切と思います。くわしくは、このホームページのうつ病の解説を参考にしてください。

仕事に行かなければならないという気持ちが強いのに、どうしても行けない日が続くようであれば思い切ってしばらく休養をとり調子を整えた方がよいでしょう。専門医に適切な助言をしてもらってください。十分な期間の服薬治療を続け、心や体の調子を整えて正しい生活リズムを保てるようになってから復職を考えるようにしましょう。
調子の良い状態が長期間続いて安定いることも大切です。心の病気は判断が微妙なことがありますが、比較的軽症な場合でも半年ぐらいは服薬治療を継続した方が無難な場合が多いでしょう。経過が不安定なら、長期間の服薬治療が必要です。

以前からある抗うつ薬(3環状系・4環状系)は、本来の作用と考えられるセロトニン再取り込み阻害作用以外に、ヒスタミン遮断作用、アドレナリンα1遮断作用、アセチルコリン遮断作用などがあり、このために、副作用がおきやすかったのです。副作用を少なくしたのが、SSRIと考えてよいでしょう。
なお。セロトニン再取り込み阻害作用とノルアドレナリン再取り込み阻害作用を併せ持つSNRIとい う薬もあります。


一過性のうつ病もありますが、慢性的だったり、反復的だったりで、長く治療を続ける必要があるうつ病も案外多いものです。解決が困難なストレス状況が持続して続いているような場合や、背景に軽い発達障害などがありそのために社会適応が悪くなってうつ状態が続くということもあります。また、うつはめだっているものの、比較的調子がよい時期、つまり軽い躁状態がある場合もあります。このようなケースでは、軽い躁うつ病としての治療をする必要があります。
このように、うつの背景にあるいろいろな要因が考えられます。

人前で話すなどの特定の場面での不安・緊張が強いという人はかなり多いものです。そのような機会は予定が決まっていることが多いでしょうから、不安・緊張を十分にコントロールできるような薬をのんでその場にのぞめばよいのです。不安・緊張はコントロールできないと思えばどんどん膨らんでしまいますが、一度この方法でコントロール可能だと分かれば安心できるはずです。

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